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厚生労働省=東京都千代田区

 物価変動を考慮した働き手1人あたりの9月の実質賃金は、前年同月比2.2%増え、9カ月連続でプラスとなった。厚生労働省が6日、毎月勤労統計調査(速報)を発表した。名目賃金の伸びが物価上昇を上回り、実質賃金はプラスが続いている。

 名目賃金にあたる「現金給与総額」は前年同月より4.6%増の31万1409円だった。基本給など所定内給与は3.7%増の27万9182円で、9カ月連続で3%以上の伸びとなった。

 実質賃金の計算に使う9月の消費者物価指数(持ち家の家賃換算分を除く総合)は前年同月比2.4%上昇した。前年同月の上昇率3.4%から鈍化し、名目賃金の伸びが物価上昇を上回った。

 実質賃金が9カ月連続でプラスになるのは、12カ月連続プラスとなった2016年2月~17年1月以来、約10年ぶり。

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